家選びでは、子供の将来を考え、環境や機能性を特に重視

私が家を買おうと考えた直接のきっかけは、それまで住んでいた賃貸物件への会社の家賃補助が打ち切られる時期が近づいたことです。もっとも長年賃貸に住むより、一戸建てを購入したほうが無駄にならないという考えが元々ありました。

土地選びに際しては、ハウスメーカーの営業担当者に大変お世話になりました。ほぼ2年近く、毎週末には希望する場所の物件を、建て売り、中古、土地だけなど、さまざまなものを片っ端から見て回り、その都度営業担当者は、嫌な顔一つせず、自分の車で連れて回ってくださいました。

その結果、家内の実家にも近く土地勘のある、駅からそう遠くない割には比較的環境のいい土地を選ぶことができました。

豊田市内に建てた私の注文住宅の自慢は、子供の成長などを考え、収納をなるべく多く設置したことでしょう。
家族の希望も同じ部分にありました。デザイン的な面より、機能性、便利さを重視したということです。

子供への配慮は、やはり住環境でしょう。多少通勤などが不便でも、子育てによい自然や環境を優先して土地選びを行いました。

家族の絆を強めるには、家選びは非常によいきっかけになったと思います。皆がそれぞれ、自分だけでなく家族の将来を真剣に考え、どんな住まいがふさわしいかに思いを巡らすからです。